今の仕事好きですか?
私は仕事をしていた時、YESって即答出来ずにいました。
長い間ずっと自分の中で葛藤しながら
仕事をしていました。
そんな私ですが、
自分の感情に素直に生きるとどうなるのか?
最近はそんな感じで
自分が興味を持ったものだけを追求する事をして、
生きていこうとしています。
周りには心配されたりします。
でも、お金の為だけに働くのではなく、
せっかくだから好きな事をしてみよう!と思ってます。
そんな私の今までの流れやこれからについて少しまとめてみました!
安定職だった過去
以前は沖縄では安定職とされている
仕事をしていました。
正社員として8年働きましたが、
安定を手放しました。
親、友人、同僚など周りの人にはなかなか理解されなかったです。
私自身、よく辞めたなって思う事もあります。
そんな決断が出来たのは
「この先もこのままの生活を続けていく事に疑問を感じたから」
です。
仕事を辞めたら収入がなくなるし
不安定になる。
だから
毎朝イヤでも出勤する日々。
そんな日々の繰り返しでした。
ほとんど定時に帰れる事務職は
羨ましいと思われる職場かもしれません。
安定している仕事なので、
長年勤めて定年退職する人がほとんどで、
自分もそんな風になるのかなぁ〜なんて働き出した当初は思ってましたが、
自分にはそれが出来ないことを感じていました。
心の中では辞めたい!と思っていても
結局はなかなか踏み切れない状況が3、4年は続いていたと思います。
気持ちはグラデーションのように
話は変わりますが、
母の家に小さいですが庭があります。
この家は母の祖母、私の曾祖母の時代からの家で、
その時に植えたであろう
果樹もあり、
季節になると沢山ライチの実が採れます。
畑は以前は叔父や叔母がやっていて、
季節になるとほうれん草、じゃがいも、人参、ゴーヤーなどが採れて
野菜が沢山もらえるのが嬉しかったのを覚えてます。
新鮮な野菜食材が貰える感動を肌で感じてました。
仕事がない日には私もたまに手伝う事を数年していました。
叔父さんが忙しくなると
次第に私も前よりも畑に携わる時間が増えていきました。
単純に食べ物が食べたい!と言う
ガチマヤー(食いしん坊)な性格から畑を始めました!
畑をするようになっても、
いつ何をどの様に植えて育ていいのかも
さっぱり分からない。
言われるがままに作業していましたが、
次第に、わざわざ外から重い土や肥料を購入して野菜を育てる事への疑問が湧き上がってきました。
調べていくうちに
パーマカルチャー、自然農に出会いました。
そこから新たな世界へと広がる旅が始まりました!
2021年10月から半年間畑の学校の文子さんから
畑について学ぶ講座に参加しました。
週に1回くらいのペースですが、そこでの経験が
今までの栽培方法や考え方とは違って、
楽しくて引き込まれていきました。
それまで敵だと思っていた雑草について知っていくうちに
実は畑にとっても大切な存在であることを教えてもらいました。
目から鱗のような貴重な時間でした。
2021年12月の年末から年始の1週間ほど
パーマカルチャージャパンの設楽さんの講座に参加し、
パーマカルチャーデザインの勉強もしました。
この学び出した時の楽しさや勢いをそのままにしたい!という想いで
ネットで検索していて出会ったのが
パーマカルチャー研究所の三栗さんでした。
実際に今の生活から始められる自給自足を教えて貰い、
それを実践していくことで生活に根ざした部分で
自給力が少しずつ身に付いていきました。
自分が動けば世界も動いていく
自分が動けば見える世界は変わっていきます。
特にこの一年間で私はそれを実感しました。
例えば、参加した講座の講師の人が紹介してくれた友人とのご縁で
ワークショップを一緒に開催するようになったり、
畑付きの家で自給自足的な生活がしたいと友人に言ったら
「あるよ」と返事を貰えたり。
自分の畑でこうしたい!を近所の人に言ったら手伝って貰えたり。
そんなワクワクするような出来事が身の回りで起こり始めました!
アクションを起こした事で、人と出会い、繋がり、
気がついたら、自分でも信じられないところまで連れていって貰える。
勇気を持って一歩を踏み出すところから全てが始まる。
見たい景色や理想の未来が出てきた時、
その景色を見るために自分の行動も生き方も一致していたい。
確固とした夢はないけど、
生きたい方向性が見えた時、
私は仕事を辞める決心がつきました。
それはとっても簡単にとはいかなかったし、
やっぱりギリギリまで相当悩みました。
安定を手放すのはやっぱり怖いものです。
人生は一回しかなくて、
博打みたいにリセットボタンを押した感じではなくて、
今まで自分が少しずつ、もがきながらも「好き」を模索し続けて、
徐々にではあるけど、やっと自分の心地いいを取り戻した感じに近いかもしれない。
自分の気持ちに正直に。
大人になって、仕事も人間関係も
我慢が美徳でそれが出来ないと社会人として大人ではない風潮があり、
自分もそんな価値観が正しいと思って仕事をしてきました。
でも、自分の中から湧き出てくる違和感やモヤモヤがどうしても消しきれない。
パーマカルチャーや自然農をする人、自然の中で暮らす人たちは
いわゆる一般社会で当たり前と言われるところと
全く違った世界観や価値観を持っていて、
それが私には心地がいい考え方で自分の心にフィットする感じを覚えました。
社会にどっぷり浸かって均一な価値観に染まっていた自分が変わり出した様な気がします。
私の試みは始まったばかり。
こうやってブログまで書くなんて
1年前の私には想像できなかった境地です。
必ず平等に訪れる「死」を前に出来るだけ後悔はしないように
一生懸命自分の信じる道を生きたいと思ってます。
今の生活
仕事を辞めた現在、
私は毎日庭仕事に励んでおります。
結構手探りなことばかりなのですが、
毎起きて畑にいき、植物の観察をしたり。
水道の工事、フェンス作り、机や椅子などのDIYをしたり。
友人が訪ねてきたり、ワークショップに参加する日もあります。
毎日新しいやりたい!がどんどん出てきてます!
仕事を辞めたら、時間はゆっくり流れて暇になると思っていたのに、そうではなく、
逆にあっという間に終わっていきます!
やりたい事は山ほどあるのに、なかなか進まないくらいです!
事務職をしていた頃はほぼ同じタスクの繰り返しでしたが、
ここで庭仕事をしていたら、毎日時間の過ごし方が全然違います。
晴れていたら外で庭仕事をして、
雨だったら、家の中で出来る仕事をして。
近所の人が突然来たりする日もある。その日その日を臨機応変に過ごしていく。
まさしく晴耕雨読の世界です!
そんな生活やリズムが私にはあっていて、毎日何をするのか自分で決めれて
ルーティーン化されてない事が自由で
いいなぁって思います。
理想の暮らし
理想は自分の家で循環させるものを少しずつ増やして暮らすこと。
必要なものを自らの手で生み出す生活がしたいです。
まずは畑で育てている野菜が食卓に上る様になったり、
必要なものをDIYで手作りしたり。
最近、近所の人にDIYを教えて貰って思うのは、
やっぱり昔の人の方が自給力が高いということ。
戦後のものがない時代を生きてきたせいか、
何をするにもまず「買う」から始まらない。
今までDIYをやったことのない私が
自分自身の身体を使ってひとつずつ経験する事はやっぱりとっても大切だと感じます。
今はひよっこな私でも経験を積み重ねていったら
もう少し身の回りの自給が出来る様になるのかも!
そんなことを思って日々生活を学んでいます。
ここに住み始めてから、水道工事をしました。
以前だったたらお金を払って専門の会社に工事をお願いする選択肢しかなかったですが、
近所の人たちの力を借りてイチから工事をした経験で、
素人でも出来るんだ!という考え方に変わりました。
少しずつ手作りで出来ることが増えていったら
自信も安心感も増えていくと思います。
お金に縛られることも少なくなくなると思います。
ものづくりが出来ること、それは他の人や地域の為になる事にも繋がっていくと思います。
まずはここで私自身、身体を動かしながら学び、自給力を少しずつあげて、
ゆくゆくはそれをシェア出来るようになれればと思っています。
ワークショップなども色々企画、開催しているので
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リアルな場づくりや活動だけでなく、
沖縄はなかなか遠くて行けないって方も
メルマガ登録して繋がれるようになってますので
是非一緒にパーマカルチャーしたい人が集えればと思ってます♪