今の仕事好きですか?
私は仕事をしていた時、YESって即答出来ずにいました。
長い間ずっと自分の中で葛藤しながら
仕事をしていました。
そんな私ですが、
自分の感情に素直に生きるとどうなるのか?
最近はそんな感じで仕事をせずに、
自分が興味を持ったものだけを追求する事をして、
実験がてら生きています。
周りには心配されて
仕事を紹介しようとしてくれる人もいます。
でも、お金の為だけに働くのではなく、
せっかくだから好きな事をしてみよう!と思ってます。
そんな私の今までの流れやこれからについて少しまとめてみました!
安定職だった過去
以前は沖縄では安定職とされている
軍雇用員でした。
正社員として8年働きました。
なぜ、安定している職業を辞めたのか、
親、友人、同僚など周りの人には理解されないと思います。
変な話ですが、私自信、客観的に見たらよく辞めたなって今でも思っています。笑
じゃあなぜ?そんな大胆な決断をしたのか?
一言で言うなら
「この先もこのままの生活を続けていく事に疑問を感じたから」
です。
仕事を辞めたら収入がなくなるし
不安定になる。
だから
毎朝イヤでも出勤する日々。
そんな日々の繰り返しでした。
ほとんど定時に帰れる事務職は
人によっては羨ましい職場かもしれません。
でも正直面白くない仕事。
これを言うとまず、私がいかにワガママな人間であるかと周りは思います。
どんな仕事だって同じ事の繰り返しを皆んなやってってそれが仕事ってもんなんだ!って
上の世代からはお叱りを受けます。笑
そう思って、それぞれの職場でも最低3年はいる様に努めました。
(8年勤務しましたが、職場自体は3回くらい変わっています)
それでもやっぱり、3、4年すると嫌になる。
そして気分転換に職場を変えてみる。少し上の仕事に昇給したけれど、
なかなか気持ちは変わらない。
そんな仕事の満たされない日々の鬱憤は休みで発散していました。
一年に数回は国内、海外旅行に行き、仕事帰りや週末に三線、料理教室、カメラ、ダイビング、マラソン、などなど
面白そう!と興味を持ったものに色々チャレンジしてました。
いつしか休日は楽しいけど仕事に行くとかなりテンションが下がっている自分に気がつき、
これではダメだ。。
ずっとは続けられない。。という思いが強くなっていきました。
安定している仕事なので、
周りの先輩方は20年、30年勤め上げて、定年退職する人がほとんどで、
自分もそんな風になるのかなぁ〜なんて働き出した当初は思ってました。
ところが!
自分にはそれが出来ないことが分かってしまった。
デスクワークや同じ業務をこなす日々が耐えきれなく、
どこの職場に行っても結局は同じで、
私自身がそういったことに向いてないことを
薄々感じてはいました。
このまま40代になったら絶対やめられない!そういう思いもありました。
心の中では辞めたい!と思っていても
結局はなかなか踏み切れない状況が3、4年は続いていたと思います。
気持ちはグラデーションのように
話は変わりますが、
母の家に小さいですが庭があり、
叔父や叔母が来て畑をしている様子をたまに見ていました。
私がやるわけでなく、あくまでも手伝いとして
横で言われたことをする程度です。
ですが、季節になると
ほうれん草、じゃがいも、人参、ゴーヤーなどが採れて
野菜が沢山もらえるのが嬉しかった!
食材が買わずに貰える感動を肌で感じてました。
そんな感じで仕事がない日にたまに手伝う様な事を数年していました。
叔父さんが忙しくて畑に来なくなると、
段々畑も草に負けてしまい、
次第に私も前よりも畑に携わる時間が増えていきました。
単純に食べ物が食べたい!と言う
ガチマヤー(食いしん坊)な性格だから始めたのです。
畑をするようになっても、
いつ何をどの様に植えて育ていいのかも
さっぱり分からない。
言われるがままに石灰や腐葉土、牛糞、鶏糞などの肥料をホームセンターで購入し、
色々試行錯誤する日々が始まりました。
段々自分でも調べていく中で、
いくつか気になるキーワードを拾いながら自己流で勉強していきました。
そんな時にパーマカルチャー、自然農に出会いました。
2021年10月から半年間畑の学校の文子さんから
畑について学ぶ講座にも参加しました。
週に1回くらいのペースですが、そこでの経験が
自然農や野草の世界へグッと近くなり、楽しくて引き込まれていきました。
今まで敵だと思っていた雑草が実は畑にとってとても大切な存在であること、
目から鱗のような時間でした。
2021年12月の年末から年始の1週間くらい
パーマカルチャージャパンの設楽さんの講座に参加しました。
この学び出した時の楽しさや勢いをそのままにしたい!という想いで
ネットで検索していて出会ったのが
パーマカルチャー研究所の三栗さんでした。
実際に自給のレシピを紹介してくれて
それを自分のペースで実践していくことなどで更に生活に根ざした部分で
自給自足の大切さや楽しさを実感していきました。
自分が動けば世界も動いていく
自分が動けば見える世界は変わっていきます。
特にこの一年間で私はそれを実感しました。
例えば、参加した講座の講師の人が紹介してくれた友人とのご縁で
ワークショップを一緒に開催するようになったり、
畑付きの家で自給自足的な生活がしたいと友人に言ったら
「あるよ」と返事を貰えたり。
自分の畑でこうしたい!を近所の人に言ったら手伝って貰えたり。
そんなワクワクするような出来事が身の回りで起こり始めました!
アクションを起こした事で、人と出会い、繋がり、
気がついたら、自分でも信じられないところまで連れていって貰える。
勇気を持って一歩を踏み出すところから全てが始まる。
見たい景色や理想の未来が出てきた時、
その景色を見るために自分の行動も生き方も一致していたい。
確固とした夢はないけど、
生きたい方向性が見えた時、
私は仕事を辞める決心がつきました。
それはとっても簡単にとはいかなかったし、
やっぱりギリギリまで相当悩みました。
安定を手放すのはやっぱり怖いものです。
でも辞めた今は全く後悔していない。
今は一歩を踏み出せた自分を褒めてあげたいくらいです。
人生は一回しかなくて、
博打みたいにリセットボタンを押した感じではなくて、
今まで自分が少しずつ、もがきながらも「好き」を模索し続けて、
徐々にではあるけど、やっと自分の心地いいを取り戻した感じに近いかもしれない。
自分の気持ちに正直に。
大人になって、嫌な仕事も人間関係も
我慢が美徳でそれが出来ないと社会人として大人ではない風潮があり、
自分もそんな価値観が正しいと思って仕事をしてきました。
でも、自分の中から湧き出てくる違和感やモヤモヤがどうしても消しきれない。
「ワガママ」と言われてしまうのは、それは違う世界で生きているから。
パーマカルチャーや自然農をする人、自然の中で暮らす人たちは
いわゆる一般社会で当たり前と言われるところと
全く違った世界観や価値観を持っていて、
それが私には心地がいい考え方で自分の心にフィットする感じを覚えました。
価値観は1つだと思っていたけど実際はそうじゃない世界も存在する。
社会にどっぷり浸かって均一な価値観に染まっていた自分が変わり出した様な気がします。
私の試みは始まったばかり。
こうやってブログまで書くなんて
1年前の私には想像できなかった境地です。
だから今いる世界が全てではない。
そう思うと何だって出来る気がする。
必ず平等に訪れる「死」を前に出来るだけ後悔はしないように。
昔の尊敬する上司によく言われた言葉は
「誰も命までは取らないから大丈夫」
その言葉を聞くといつも何でも出来る気分になってました。
今思うと、上司は上手く私を操っていたなと思います。笑
でも、実際どんなことでも大概は大丈夫でした。
だからきっと大丈夫!
仕事を辞めた今はそんな気持ちでいます。
今の生活
仕事を辞めた現在、
私は毎日庭仕事に励んでおります。
結構実験的なことばかりですが、毎朝起きたら植物の観察、虫の観察しています。笑
他にも水道の工事、フェンス作り、
興味のあるワークショップへの参加、などが
ここに引っ越してからの2ヶ月の私のしている事です。
毎日新しいやりたい!がどんどん出てきてます!
自炊をして、掃除をして、ブログを書いたら毎日あっという間に時間が過ぎていってしまいます!
仕事を辞めたら、時間はゆっくり流れて暇になると思っていたのに、そうではなく、
逆にあっという間に終わっていきます!
やりたい事は山ほどあるのに、なかなか進まないくらいです!
事務職をしていた頃はほぼ同じタスクの繰り返しでしたが、
ここで庭仕事をしていたら、毎日時間の過ごし方が全然違います。
まずは天気。晴れていたら外で庭仕事をして、洗濯物を干したりしますが、
雨だったら、屋根のあるところでの軽作業や時間をかけてする料理、掃除に切り替えたり。
近所の人が突然来たりする日もある。その日その日を臨機応変に過ごしていく。
そう!まさしく晴耕雨読の世界です!
そんな毎日が私にはあっていて、急に行きたい!って思ったイベントや人に誘われた時に、すぐ動ける!っていう嬉しさ。
毎朝決まった出勤時間に仕事に行き、昨日と同じような仕事を今日も淡々とこなして、
時間になったら帰る。
みたいな決まったルーティーンがない生活。
自分自身が生きている!って実感できます。
理想の暮らし
理想は自分の家で循環させるものを増やして暮らすこと。
生きるのに必要なものを自らの手で生み出す生活がしたいです。
それは食料であり、普段のDIYだったり、洋服やエネルギー、などなど様々な事です。
そんな理想を叶えるには生活全般のことが出来る様になる必要があって、
その為のスキルや知識も必要になってきます。
最近、近所の人にDIYを教えて貰って思うのは、
やっぱり昔の人の方が自給力が高いということ。
戦後のものがない時代を生きてきたせいか、
何をするにもまず「買う」から始まらない。
廃材やもらい物を上手く利用する方法を知っている。
そんな自給率高めの年配の方から直接教われる事はとても貴重だし、
自分自身の身体を使って経験する事はやっぱりとっても大切だと感じます。
今はひよっこな私でもこういった経験を積み重ねていったら
自給力を上げていくことが出来るかも!
そんなことを思って日々生活を学んでいます。
最近、近所の方と一緒にうちの水道工事をしました。
以前だったたらお金を払って専門の会社に工事をお願いする選択肢しかなかったですが、
自分たちでイチから工事をした経験で、
素人でも出来るんだ!という考え方に変わりました。
もちろん、たまたま近所に詳しい人がいて、
その方が教えてくれたからこそ、可能であったのですが。
大袈裟ですが、
実際に工事を体感出来た経験は私の財産になりました。
私の理想はそういった、今では「専門家でしか出来ない様な仕事」と思われていること、
例えば、家を建てる。みたいなことまでも
自分たちでやれる力をつけていきたいって思います。
家を建てる事は今ではとてつもなくハードルが高く、自分で作るなんてあり得ない。って
思うのが普通の人の感覚ですが、
実際少し前までは地域の人の力でやっちゃってた訳で、
不可能ではないように思います。
規模は小さいけど、近所にも自分で建てた強者がいて、
やぱり出来るんだって思います!
少しずつ手作りで出来ることが増えていったら心にも余裕が出てきて、
自信も安心感も増えていくと思います。
ものづくりが出来ること、それは他の人や地域の役にも立てる事にも繋がっていくと思います。
そんな理想な暮らしをしながら地域の人やコミュニティーの輪も広がっていったらいいなと
思います。
将来はヤギもトリも犬も飼って〜と理想は膨らんでいきますが、
まずは自分も学びながら自給力を上げ、
ゆくゆくはそれをシェア出来るような場も出来ればと思っています。
リアルな場づくりだけでなく、
沖縄はなかなか遠くて行けないって方も
メルマガ登録して繋がれるようになってますので
是非一緒にパーマカルチャーしたい人が集えればと思ってます♪