今黒猫のETと一緒に生活しています。
彼との出会いはうちの畑でした。
追い払おうとしてもうずくまって動こうともせず、
うちの周りでウロウロしながら
しばらく
ヤギとも一緒に生活していました。
ヤギのラブちゃんが居なくなった後も
居続けて
見事に今では家猫にまでのし上りました。笑
猫好きでなかった私は初め餌もやっていませんでした。
居着かれたら困ると思っていたからです。
ですが、うちに来る優しい人たちが声をかけたり、
餌を分けている姿を見て、
私も次第に餌をやる様になりました。
無事病院でも去勢もしてもらい、地域猫にもなりましたが、
周りに猫が多い環境の為、喧嘩が絶えず、
あまり喧嘩が強くないETはいつもやられている様で、
背中から膿が出た事がもう2度もあり、
その度に病院へ連れて行きました。
２週間ほど前からは
また何処かで怪我をしたみたいで、
うしろ足を引きずって、まともに歩けない状態になり、
またまた病院のお世話になりました。
手術が必要で、この先まともに歩けないかも。。
という位酷い状態でした。
関節に効くという中医学の薬などを何種類か処方してもらい、
飲み続けること１週間。
その間は体を触ると痛いようで、
大人しくじっと動かない生活が続きました。
薬を飲み始めて6日目に少し足に力が入り、
ヨチヨチ歩きしている姿を見た時は
本当に感激しました。
頑張って生きようっていう力が
猫にも備わっていて、
その回復力にも
感動しました。
お母さんみたいに
「よく頑張ったねー」って
めちゃくちゃ褒めました。笑
この１週間は猫に付きっきりの生活でした。
でもこの体験を通して、
私とETの信頼関係はグッと縮まり、
今では私の愛すべき猫になりました。
世話をしている、与えているだけの関係でなく、
ETから貰った、私に欠けている優しさや労わる心を育んでもらえ、
私自身が癒されていた部分も、
成長させてもらっている部分もあると思ってます。
猫のことで周りにも心配してもらい、
気遣ってくれる友人達も大勢いて
関わってくれたり、親身に話を聞いてもらえた
ことも
とても心強く、助かりました。
これから猫飼うよ、飼いたいよって方は
是非保護猫というオプションも
視野に入れて欲しいって思ってます。
なぜなら、ETのような境遇の野良猫が大勢いて
年間1万匹以上の猫が殺処分されているからです。
現実的にお金は掛かってきます。
私も実際にETを何度も病院へ連れて行き、
薬代も診察代もかかりました。
でも今は元気な姿になって
本当によかったなって思ってます。
猫嫌いな私をこんなに猫好きにするくらい、
やっぱり一緒に生活すると可愛いです。
辛かった１週間でしたが、
命があること、健康であることが何よりも大切だなと
改めて感じました。
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