お隣さんとのエッジ部分

今住んでいる家の

敷地の4ヶ所はお隣さんと接しています。

周りと良好な関係でいたいって気持ちは

もちろんあります。

でも最近うちの隣で起こった、ある事が原因で

自分の大切にするものが壊されていく感覚になってしまいました。

うちの畑の南から西にかけての境目は傾斜地になっていて、

お隣さんが高台にあり、

うちの畑が窪地にあります。

その南側と西側のエリア一体は防風林として木が植えられていて

今までは木が生い茂って隣が見えない

垣根の様な役割を果たしていました。

それが最近、バッサリ切られていて、

土が剥き出しになり、土嚢が積まれてあちら側の家が見える状態になりました。

えー、こんなに一気に全部切る!?ってびっくり。

見た目も本当にガッカリなんですが、

木を切ることにより、根っこがなくなり、

雨の時に土砂が堆積する可能性もあります。

そして向こう側が高台であちらからうちも

よく見える形となり、プライバシーの心配も出てきました。

今まで雑草に覆われて管理されていなかった場所を

なぜいきなり切り出したのか、

今は一部分の伐採で、まだ多くの部分は残ってはいるのですが、

これ以上は切って欲しくない、

など

直接話したいところ。

でも私はここを賃貸で借りているので

どこまで自分の都合で話していいのかも

分からず、

とりあえず大家さんにも連絡して

これから話をしていきたいと思っています。

これはパーマカルチャーの柱にもなっているエッジの部分である

様な気もしています。

もともとエッジ効果とは互いに異なる環境を隣り合わせにすることで

豊かさが生まれる環境のことを言います。

例えば、湿地帯には川や湖、陸があるので

水中に住む生物と陸で住むもの、

そこにしか住む事ができないものなど、多様な生物が生息するようになります。

ここの境界部分も言ってみれば

私の畑とお隣さんのエッジの部分。

接縁する場所であり、パーマカルチャーの理念に照らし合わせて考える様になりました。

もしかしたら異なる価値観が接するエリアから生まれる豊かさがあるのかもしれない。

こういう事が起きて、

ネガティブな感情しか最初は出てこなくて

しばらくずっと悩んでいました。

これをいかに上手く、デザインし直す事が出来るかが、

パーマカルチャーデザイナーとしての私の腕の見せ所なのではないのか、

そうやって構えよう、って思える心境に至るまでに

1週間くらいかかりましたが。笑

パーフェストな大自然に囲まれた場所だったら起こり得ないご近所問題。

でも今、私に与えられたこの場所で

最大限の工夫を凝らしていかにネガティブな事をポジティブに作用させる事が出来るのか、

この状況をどうやってアイディアで転換していくかが求められている。

だから、

これからはお隣さんがどんな意向や考えでも

冷静に受け止められるくらいの

柔軟な心持ちでいようって

思ってます。

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パーマカルチャー沖縄

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