インドシナ最後の狩猟民

文化

「森のムラブリ」という映画を観てきました!

映画の上映場所はもともと小学校だった所で、

緑の多いとっても素敵な場所。

今日の映画のテーマにとってもピッタリでした!

タイとラオスにムラブリ族という少数民族がいます。

現在ではもう3グループしか存在しないらしいのですが、

そんな彼らの貴重な生活を見ることができるドキュメンタリー映画です。

数少ない少数民族ですが、

お互いに交流がなく、

別の地域に住む人を「人喰い」と恐れていたりと、

意外とお互いのことを

憎しみあっている。

元々は同じ言語を話していたのに

分裂したことで同じ仲間だけで通じる言葉に変化した様子。

1つのグループはもう男性しかいない少人数グループだとか。

そんな現状を踏まえた上で

お互いのグループと対話をする機会を設けようとする仲介役が

日本人言語学者の伊藤雄馬さんという方で、

映画でもびっくりする程流暢にムラブリ語を話しながらコミュニケーションをとっていました。

定住という選択をしながらもムラブリ語を話すタイ北部のムラブリ族。

言語はラオス語になってもラオスの密林で昔ながらのノマド生活を送るムラブリ族。

映画では生まれて初めて出会うムラブリ族同士の交流も見ることが出来ます。

電気なし、ガスなし、水道なし、家もなし。

バナナの葉で寝具を作り、

ラオスの森をさまよう、狩猟採集民。

資本主義とはかけ離れたシンプルな生活は本当の意味でサステイナブルだなと感じました。

食材は森から調達し、みんなで調理して分けて食べる。

個人の持ち物は本当に少なく、葉っぱを丸めてコップにして飲んでいたり、

芋も米も竹をお釜にして入れて炊いていたり。自然に在るものを最大限利用する知恵が沢山あってワクワクしました。

同じ場所に定住しないから、食べ物や資源を取り尽くすことはなく、

また同じ場所に戻ったとしても元の様に食べ物がある状態になっている。

上映後、来沖されている金子遊監督からも

直接現地の貴重なお話を聞く事もできました!

沖縄の北部に映画館がない中、

上映会を企画してくださって、本当にありがとうございました✨

そして沖縄には

ムラブリのハンモックを販売している

MLABRI HAMMOCK というお店があります〜!

座り心地も良かったし、とってもオシャレで可愛いです♪

いつかうちの庭にも設置する日が来るといいな〜✨

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