先日アリスウォータースさんのドキュメンタリー映画を観に行ってきました。
アメリカのカリフォルニア州のバークレーにある「シェ・パニーズ」というフランス料理店の
オーナーであり、
地元の旬のもの、持続可能な材料を使用して料理を提供するなど、
農家と消費者を直接繋ぐ先駆者的な存在です。
地域の中学校で野菜を育てる「エディブル・スクールヤード」の創始者で教育者でもあります。
生産者を大切にする「farmer’s first」の姿勢や
農場から食卓へ直接届ける、食の安全や地産地消を表す「Farm to table」
などファーストフードが主流のアメリカ社会の
価値観を変えていくような
活動をされていて
とてもカッコイイなと思いました。
食は全ての土台、根本と言っていいほど重要で、
食べ物が私たちの体を作り、
健康な体が健全な精神を育みます。
沖縄には
「命薬(ぬちぐすい)」という言葉があります。
方言で「命の薬」を意味し、薬になるほど効果がある食べ物、美味しい料理のことを言います。
心や身体に良いものや癒しの出来事などを指します。
「食べることは生きること」
と通じる精神が沖縄で昔から生活に根ざしていて
県民の長寿を支えてきていたのではと思います。
しかしながら、
アメリカ軍の統治下でファーストフードが他県よりも早く広がった結果が
近年の沖縄の現状なのかもしれません。
かつて男女ともに沖縄の平均寿命は全国トップでしたが、
今では
男性43位、女性16位(2023年)となっています。
毎日の食事でどんなものを選択して食べるか。
忙しくてコンビニ弁当やインスタント食品などの
手軽に早く済ませる食事から
オーガニックなスローフードへ。
毎日の食事の選択の積み重ねで
未来や社会を少しずつ変えていく事ができる!
優しくシンプルなアリスの語り口ですが
力強いメッセージを
たくさん受け取れる映画です。
先日うちで友人とフォーを作って食べました。
初めて作ったのですが、
鶏ガラスープからとり、時間をかけて煮込み出来上がったスープは
我ながら本当に美味しかったです!
庭にあるミントやヨモギ、バジル、シビランなどの野草を
沢山載せて食べました。
farm to table を少し生活に取り入れて
心も体も満たされて幸せな気分を味わえました。
全国で映画の上映をしているので
是非観て欲しいです。
アリスさんが
来日中
訪問していた場所も素敵な場所が多く、
オーガニックの取り組みをされている場所や
農家さんたちとの触れ合いも良かったです。
一緒においしい革命をしよう!
映画予告動画↓
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