基地と畑を見て感じたこと

文化

東洋一大きな空軍基地がここ、沖縄にあります。

嘉手納基地です。

とにかく広く、東京ドーム420個分、東京都品川区にほぼ匹敵する面積があります。

沖縄の中部の嘉手納町、北谷町、沖縄市にまたがっています。

最近リニューアルオープンした嘉手納の道の駅では

基地内を覗くことができます。

以前よりも高く、より近くなったみたいです。

主に滑走路の北東側の飛行場が見れます。

戦闘機、ヘリコプター、輸送機など

詳しくないのでよく分かりませんが、

F15、F16、F22、F18など飛来しています。

マニアな人が一生懸命に望遠の大きなカメラを構えて写真を撮っている姿を見かけます。

展望台から見える飛行場を見るのが普通の人だと思うのですが、

私はどうしても、この飛行場の前にある畑の方が気になります!

なぜここに畑が?

そしてなんだかパーマカルチャー的な感じがします。

手作りしたような小屋、

沢山並べられたドラム缶は雨水用なのか?

きちんと整備された畑で何を作るのか?

などなどそっちに目がいってしまいます。

基地だけだと殺伐とした絵も

この畑があることによって

かなり和んだ雰囲気に見えるのは私だけでしょうか。

基地と隣合わせのこの場所で耕す意味。

ここで誰がどんな気持ちで畑をしているのか、

気になります。

こういった畑を黙認耕作地と言うようです。

駐留米軍施設内の農耕地のことで、

基地内への出入りが比較的自由な場所で、土地を取られた住民が農業を始めたのが始まりだそうです。

米軍が地主などの住民に対して一時的に使用を認めている土地のようです。

そういう大きな基地があるという背景もあり、

中部には軍人や軍属の人も沢山生活しています。

那覇とは違い、ショッピングセンター、飲食店、ビーチなど

普通にアメリカ人も生活しています。

そして沖縄で出会って国際結婚するカップルも

かなり多いです。

色んな歴史や現実がありながらも、

恨むだけでなく共存している姿は

人間も畑も同じなのかなって

展望台の上で基地と隣り合わせの畑を見て

感じました。

そしてそんなチャンプルー(ごちゃ混ぜ)な感じもまた沖縄の文化だと思いました。

新しくなった展望台の2階には展示室、一階には食事ができるお店もあります。

是非立ち寄って色々感じてみてくださいね〜

道の駅かでな - 嘉手納基地を一望できる沖縄の観光スポット -
道の駅かでな(嘉手納)は、那覇空港から沖縄本島北部に向かう中間にあるドライブ休憩スポット。4階屋上にある展望場からは嘉手納基地を一望。無料駐車場完備。グルメ、沖縄食材、お土産なども購入できる。

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