毎朝起きてすぐに庭を一周するのを日課にしています。
主に植物や畑の様子、虫を観察しています。
初めて蒔いた種から芽が出た時の感動、
前日まで元気だった苗が突然次の日に消える現象が起きたり、
卵から孵化してオタマジャクシからカエルになるまでを見守ったり、
バッタがウンチをしている瞬間に遭遇したり、
芋虫が葉っぱっを美味しそうに食べているのを見たり、
毎朝色んな出来事が繰り広げられています。
だから、
毎日全然飽きない！
よく見るとミクロで色んな出来事が起きている！
毎日毎日畑でじぃ〜っと観察していると「観察の力」も鍛えられるのかな。
そんな中、今朝はいつもと違うちょっとショックな出来事がありました。
いつものように畑の見回りをしていると、
小鳥が畑で死んでいました。
食べられた形跡はなく、
姿はそのままで横たわっていました。
周りには羽も散らばっていて、
何かに襲われたのではないか？と思いました。
すぐにピンっときました！
多分猫に襲われたんだと。
数日前の朝にこの辺りにいた猫の事を思い出しました。
なんでこんな所に座っているんだろう？と不思議に思って写真も撮っていました。
この猫だ！とすぐさま思いましたが、
心当たりは他にも。
もしかしたら高い木からいつもこっちを見ている、
カラスやサシバではないだろうか？
など自分の考えられる範囲の憶測をしてみました。
昨夜か今朝の早い時間にここで何があったのか？
そう思いながらも、
私はその鳥を埋めることにしました。
穴を深く掘り、葉っぱを沢山入れて、米糠や土も入れて、
うちの庭に埋葬しました。
この子の事は全く知らなかったけど、
土に還ってまた違う生物の栄養になることを願って。
何があったのか、全くわかりませんが、
やっぱり心が痛みます。
過去に一度鳥を車で引いてしまったことがあります。
朝、職場に行く途中で急いでいて、低空飛行している鳥に気づかずに。
ドンッて車にぶつかった音で気がつきました。
オフィスの駐車場付近での出来事で、
気になって建物の上から下の事故現場を見た時に
他の鳥が横たわった鳥の隣でチーチー鳴いていました。
それは確実に何かを叫んでいました。
その姿を見て、胸が締め付けられ、悲しくなりました。
私は大切な人を殺してしまったんだと思いました。
そして罪悪感に苛まれました。
今回庭で鳥の死を見た時に、
「ちゃんと埋葬しよう」と
思えました。
あれから少し時間は経ってしまったけど、
少しでも報いることが出来たかな。。
畑で小さな命がなくなり、
楽しいだけの畑ではなく、
こういった辛い事にも目を背けずにいようと思いました。
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